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Claude Codeの履歴はなぜ30日で消える?保存場所・残す設定・消す方法を実測

Claude Codeの履歴はターミナル起点なら既定30日で自動削除されます。保存場所、消えるもの・消えないもの、残す設定(cleanupPeriodDays・SessionEndフック)、消す手順をv2.1.302で検証。

Claude Codeの履歴はなぜ30日で消える?保存場所・残す設定・消す方法を実測

この記事の結論

  • Claude Codeをターミナルで始めた会話の記録は ~/.claude/projects/ に平文で保存され、設定 cleanupPeriodDays の既定値30日を過ぎると起動時の掃除で通知なく削除されます。
  • 2026年10月17日にv2.1.302で検証すると、40日前の記録と編集前スナップショットは起動1回で消え、自動メモリと入力履歴(history.jsonl)は残りました。
  • 履歴を残すには cleanupPeriodDays を3650などに上げるか、SessionEndフックで記録を別フォルダへ退避します。設定を変えても、すでに消えた分は戻りません。
  • Claude DesktopやCoworkで始めたセッションの記録はv2.1.248(2026年8月27日)以降、既定では期限なしで残ります。組織のmanaged settingsで保持期間を定めた場合は例外です。
  • 履歴を消したいときは claude purge に作業フォルダを渡すと、記録・自動メモリ・入力履歴の該当行を一括削除でき、--dry-run で対象を先に確認できます。

Anthropic の Claude Code(クロードコード)は、会話の記録をPCの中に保存し、ターミナルで始めた記録は既定30日を過ぎると起動時に黙って削除します。Claude Desktop や Cowork で始めた記録は v2.1.248(2026年8月27日)以降、既定では消えません。「先月の作業を /resume で開こうとしたら一覧にない」という相談は、ほぼこの仕様が原因です。この記事では、履歴がどこにどう保存されるか、何が消えて何が残るかを、2026年10月17日に v2.1.302 で実際に40日前の記録を置いて確かめました。あわせて、顧問先ごとの作業記録を残したい士業・バックオフィスの方向けに、残す設定・退避する仕組み・消す手順を整理します。

目次

  1. Claude Codeの履歴はどこに保存されますか?
  2. なぜClaude Codeの履歴は30日で消えるのか?
  3. Claude Codeの履歴で消えるもの・消えないものは?
  4. Claude Codeの履歴を消えないようにする設定
  5. 士業・バックオフィスの記録保全をどう設計するか
  6. Claude Codeの履歴を削除する方法
  7. まとめ
  8. よくある質問
  9. 参考資料・出典

Claude Codeの履歴はどこに保存されますか?

Claude Code の履歴は、ホームフォルダ直下の ~/.claude/ に平文のファイルとして保存されます。中心になるのは会話の記録(トランスクリプト)で、~/.claude/projects/<作業フォルダ名>/<セッションID>.jsonl に1セッション1ファイルで書かれます。作業フォルダ名は、フォルダの絶対パスの記号を「-」に置き換えたものです(公式ドキュメント「Manage sessions」)。

「履歴」と呼ばれるものは、実は3種類あります。役割と場所が違うので、最初に分けておきます。

種類場所(~/.claude/ 配下)中身使われる場面
会話の記録projects/<フォルダ>/<ID>.jsonlすべてのメッセージ・ツール呼び出し・ツールの結果--continue / --resume / 巻き戻し
入力履歴history.jsonlあなたが打ったプロンプトと日時・フォルダ↑キーでの呼び出し、Ctrl+R 検索
自動メモリprojects/<フォルダ>/memory/Claude が自分用に残すメモ次回以降のセッションの前提知識

※公式ドキュメント「Explore the .claude directory」(2026年10月17日確認)をもとに当研究所が整理。自動メモリの仕組みは自動メモリの盲点とチームでの共有で詳しく扱っています。

手元の Mac では ~/.claude/projects/ の下に508個のフォルダ、合計2.9GB の記録がありました。公式ドキュメントが強調しているとおり、ツールを通ったものはすべて記録に書かれます。Claude が読んだファイルの中身、コマンドの出力、貼り付けたテキストがそのまま入り、守っているのはOSのファイル権限だけです。顧問先の決算書を読ませれば、その数字が記録ファイルに残ると考えてください。

Claude Codeの履歴が保存される ~/.claude フォルダの構造と、30日で掃除される範囲を示した図
~/.claude の中で、30日の掃除の対象になる場所と対象外の場所

なぜClaude Codeの履歴は30日で消えるのか?

Claude Code は、ターミナルで始めた会話の記録のうち、設定 cleanupPeriodDays(既定30日)より古いものを、セッション開始後にバックグラウンドの「掃除」で削除します。削除時にメッセージは出ず、消えた会話は /resume の一覧からも消えます(公式の設定リファレンス)。Claude Desktop や Cowork で始めた記録は、後述のとおり v2.1.248 以降は既定で対象外です。

値は1以上の整数で、0 を指定すると設定エラーになります。「消えない設定」は無く、3650 のような大きな値で実質的に無期限にする、というのが公式の案内です。

掃除の頻度にも決まりがあります。監視の公式ドキュメントによると、掃除は1セッションに最大1回で、同じ端末で過去24時間以内に掃除が走っていれば、次の掃除は10分以上遅らされます。つまり、毎日使っている端末では「翌日以降に最初に起動したセッションの、起動から少し後」に消えます。ちょうど30日目に消えるわけではなく、31日目かもしれませんし、しばらく起動しなければ消えません。

手元で40日前の記録を置いて再現した結果

公式の説明どおりに動くかを、2026年10月17日に Claude Code v2.1.302(macOS)で確かめました。架空のプロジェクトフォルダを ~/.claude/projects/ の下に作り、更新日時を40日前(9月7日)にした記録ファイル、2日前の記録ファイル、40日前の自動メモリ、40日前の編集前スナップショット(file-history)を置きます。前回の掃除から24時間たっていなかったため、掃除の実行日時を記録するマーカーファイル .last-cleanup を一度外し、短い claude -p を1回実行しました。

置いたファイル更新日時起動1回の後
会話の記録(.jsonl)40日前削除された
会話の記録(.jsonl)2日前残った
自動メモリ memory/MEMORY.md40日前残った
編集前スナップショット file-history/40日前削除された
入力履歴 history.jsonl の古い行最古は2026年1月10日残った(4,932行)

※2026年10月17日、v2.1.302、設定は既定(cleanupPeriodDays 未設定)。マーカーは実行後に 2026-10-17T06:59:34Z へ更新されました。

40日前の記録は、ターミナルに何も表示されないまま消えました。一方で自動メモリは40日前のまま残り、入力履歴は9か月分が残っています。この違いが、次の節の「消えるもの・消えないもの」の根拠になります。

消えた記録の多さを示す報告もあります。2026年10月5日に GitHub の issue #99817 を立てた利用者は、デスクトップアプリに記録された97セッションのうち76本の記録がディスクから消えていたと、自分で突き合わせた監査結果を載せています。同じ内容の issue は2026年5月14日の #59248 から5件先行していると本人が補足しており、研究助成の申請書類の作業経緯が追えなくなったという実害も書かれています。なお、この利用者の記録が消えたのは2026年3月から6月で、Desktop 起点の記録を保持するようになった v2.1.248(2026年8月27日)より前の出来事です。現在のバージョンでは、Desktop で始めた記録はこの形では消えません。

Claude Codeの履歴で消えるもの・消えないものは?

30日の掃除で消えるのは、会話の記録と、それに付随する作業ファイル(スナップショット、計画、Claude が書いた mod など)です。入力履歴、自動メモリ、そして Claude Desktop や Cowork で始めた会話の記録は、既定では消えません。公式の一覧から、業務で関係の深いものを抜き出します。

項目30日の掃除補足
会話の記録 projects/…/<ID>.jsonl消えるサブエージェントの記録、大きなツール結果の別ファイルも一緒に消える
編集前スナップショット file-history/消える消えると過去セッションのチェックポイント復元ができない
計画モードの計画 plans/消える残したい計画はプロジェクトに保存する
Claude が書いた mod dev-mods/消える残すなら自分のフォルダへコピー(mod入門参照)
入力履歴 history.jsonl残るHIPAA 構成のときだけ古い行が削除される
自動メモリ projects/…/memory/残る空のまま保持期間を過ぎた場合のみフォルダが消える。v2.1.228 より前は消えることがあった
Claude Desktop・Cowork で始めた記録残るv2.1.248(2026年8月27日)以降は期限なし。それより前は30日で消えていた。desktopSessionCleanupPeriodDays で上限を付けられる
使用量の集計 stats-cache.json残る/usage の過去合計

※2026年10月17日時点の公式ドキュメントによる。Desktop・Cowork の記録は、組織の managed settings が cleanupPeriodDays を定めている場合と HIPAA 構成では cleanupPeriodDays に従って削除されます。

Desktop の例外は手元でも確認できました。CLI の記録で30日を超えて残っているものは0本でしたが、Claude Desktop から始めた2本(8月14日と9月1日更新)はそのまま残っていました。記録の先頭行には起動元を示す entrypoint: claude-desktop が書かれており、Claude Code はこれで区別しているようです。

もう1つ覚えておきたいのは、claude -p に --bare を付けた実行では掃除そのものが走らないことです。定時実行のスクリプトを --bare だけで回している端末は、人が対話で起動するまで古い記録が残り続けます。

Claude Codeの履歴を消えないようにする設定

履歴を残す方法は3段階あります。保持期間を延ばす設定、セッション終了時に記録を自動で退避するフック、人が読める形で保存する /export です。どれも「これから作られる記録」にしか効きません。Bryce Watson 氏が自身のブログで書いているとおり、設定は未来を守りますが、残さなかった過去は何も守ってくれません。

1. 保持期間を延ばす(cleanupPeriodDays)

ユーザー設定 ~/.claude/settings.json に次の1行を足します。公式の設定リファレンスは、長期保持の例として 3650(約10年)を挙げています。プロジェクトの .claude/settings.json にも書けますが、記録の保持は人(端末)単位で決めるものなので、ユーザー設定に置くのが自然です。

~/.claude/settings.json
{
  "cleanupPeriodDays": 3650
}

設定が効いているかは、対話中に /status で確認できます。設定ファイルに書き損じがあると、Claude Code は保持期間を「判断できない」として掃除を止め、/status に警告を出します(組織の managed settings が値を定めていれば、その値で掃除は続きます)。

Claude Desktop や Cowork の記録に上限を付けたい場合は、逆に desktopSessionCleanupPeriodDays を指定します。こちらは cleanupPeriodDays と両方の期限を過ぎたときに消える仕組みで、例えば 7 を指定しても cleanupPeriodDays が既定の30なら30日残ります。

2. セッション終了時に記録を退避する(SessionEnd フック)

保持期間を延ばすだけでは、記録は ~/.claude の中に散らばったままです。顧問先ごとの作業記録として扱うなら、セッションが終わるたびに記録ファイルを案件フォルダへコピーするほうが実務に合います。公式ドキュメントは、hooks が受け取る transcript_path を使い、SessionEnd フックで記録を退避する方法を案内しています。

実際に、プロジェクトの .claude/settings.json に次のフックを書いて試しました。セッション終了時に、記録ファイルを作業フォルダ内の archive/ へ日時付きの名前でコピーします。

.claude/settings.json(SessionEnd で記録を退避)
{
  "hooks": {
    "SessionEnd": [
      {
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "python3 -c \"import sys,json,shutil,os,datetime; d=json.load(sys.stdin); p=d['transcript_path']; dst=os.path.join(os.getcwd(),'archive', datetime.datetime.now().strftime('%Y%m%d-%H%M%S')+'-'+os.path.basename(p)); shutil.copy2(p,dst); print('archived',dst)\""
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

短い claude -p を1回実行すると、終了直後に archive/20261017-155948-<セッションID>.jsonl が作られました。1往復だけの会話でも31行・約309KBあり、CLAUDE.md などの添付がそのまま含まれています。退避先を案件フォルダにすれば、30日の掃除とは無関係に記録が残ります。ただし退避した記録にも顧問先のデータが平文で入るので、置き場所はほかの業務書類と同じアクセス権で守ってください。

Claude Codeのセッション終了時にSessionEndフックが履歴ファイルを案件フォルダへ退避する流れの図
SessionEnd フックで、掃除の対象外のフォルダへ記録を自動退避する流れ

3. 人が読める形で保存する(/export)

記録ファイル(JSONL)の形式は Claude Code の内部仕様で、バージョンごとに変わります。公式ドキュメントは、スクリプトで直接解析せず、人が読む用途には /export を使うよう案内しています。/export は会話中に実行すると、メッセージとツール出力を読める文章にして、クリップボードかテキストファイルに保存します。ファイル名を引数に渡せばメニューを飛ばして直接書き出せます。「この案件で Claude に何をさせたか」を上長や顧問先に説明する資料としては、JSONL より /export の出力のほうが扱いやすいでしょう。

補足: 保存先そのものを移す(CLAUDE_CONFIG_DIR)

環境変数 CLAUDE_CONFIG_DIR を指定すると、~/.claude の代わりに任意のフォルダへ記録と設定を置けます。バックアップ対象のドライブや、案件ごとに分けたフォルダを指定する使い方ができます。v2.1.234 以降は CLAUDE_CODE_PROJECT_DIR_NAME と組み合わせて、作業フォルダに関係なく記録の置き場所の名前を固定することもできます。

士業・バックオフィスの記録保全をどう設計するか

当研究所の見解では、業務で Claude Code を使う組織は「残す記録」と「残さない記録」を先に決め、残す側は退避、残さない側は短い保持期間、という2系統で設計するのが現実的です。保持期間を一律に延ばすだけだと、顧問先のデータを含む平文の記録が端末に何年も溜まり、今度は情報管理の問題になります。

具体的には次の3点を決めます。

1

どの作業の記録を、どこに、どれだけ残すか

申請書類の作成や契約書の確認など「後から経緯を説明する可能性がある作業」は、SessionEnd フックで案件フォルダへ退避し、案件の保存期間に合わせて管理します。調べ物や下書きのような作業は Claude Code の既定の30日に任せます。退避先は、ほかの業務書類と同じアクセス権・バックアップの対象にします。

2

共有端末・持ち出し端末では記録を書かない

複数人で使う端末や、顧問先に持ち込む端末では、CLAUDE_CODE_SKIP_PROMPT_HISTORY で記録自体を書かないか、cleanupPeriodDays を1にして翌日の起動で消す運用にします。再開(--continue)はできなくなりますが、記録の流出より優先します。この考え方はセキュリティ設定チェックリストの「平文の記録」の項目と同じです。

3

組織では管理者が期間を決め、確認する

Team・Enterprise で管理している場合、管理者が managed settings に cleanupPeriodDays を書くと各端末の設定より優先され、Claude Desktop の記録も同じ期間で消えます。OpenTelemetry を設定していれば、起動ごとの retention_sweep イベント(v2.1.227以降)で、各端末が指定した期間で掃除しているか、既定の30日のままか(used_default)を確認できます。

デスクトップ側の動きも押さえておきます。2026年10月6日から、Pro・Max プランの Cowork の新しいタスクはクラウドで実行され、「このコンピューターのみ」の選択肢はなくなりました。すでに手元で始めたタスクは手元に残り、手元で完結させたい場合は Claude Code を使うよう、公式ヘルプが案内しています。この変更を伝えた X の投稿は約40万回表示され、「データはどこにあり、誰が見られるのか」という反応が多く付きました。クラウドで実行したセッションの記録は Anthropic 側に保存され、保持期間はプランの規定(個人向けは学習許可で5年・不許可で30日、商用は標準30日)に従います。PC の中の記録をどう残すかと、サーバー側にどれだけ残るかは別の話として、両方を把握しておく必要があります。

Claude Codeの履歴を削除する方法

特定の案件の記録をすぐに消したいときは、claude purge に作業フォルダのパスを渡します。そのプロジェクトの会話の記録と自動メモリ、関連する tasks・debug・file-history、入力履歴 history.jsonl の該当行、~/.claude.json の項目をまとめて削除します。v2.1.288 より前は claude project purge という名前でした。

削除対象を先に確認してから消す
claude purge ~/work/顧問先A --dry-run
claude purge ~/work/顧問先A
claude purge --all          # すべてのプロジェクトの記録を削除

手元で --dry-run を実行すると、削除予定のフォルダと「project transcripts (.jsonl) and memory/」の説明、そして shell-snapshots と backups は対象外であることが表示され、「1 item(s) would be deleted」で終わりました。実行時は削除計画を表示して確認を求めるので、-y を付けない限り誤って消すことはありません。

注意点が3つあります。第一に、貼り付けた画像とセッションのスクラッチパッドは ~/.claude ではなく一時フォルダにあるため、purge では消えません(画像は30日の掃除で消えます)。第二に、/heapdump を実行したことがある端末では、会話全体を含むヒープスナップショットが残り、掃除も purge も触りません。第三に、purge は PC の中の記録を消すだけで、Anthropic のサーバー側の保持期間には影響しません。クラウドセッションの記録は claude.ai 側で個別に削除します。

最初から書かせない選択肢もあります。環境変数 CLAUDE_CODE_SKIP_PROMPT_HISTORY はすべてのモードで記録と入力履歴の書き込みを止め、claude -p の単発実行なら --no-session-persistence で同じことができます。定時実行のスクリプトから顧問先データを扱う場合は、こちらのほうが管理しやすいこともあります。Claude Code の基本的な使い方は入門ガイド、主なコマンドはコマンド一覧にまとめています。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Code の履歴は ~/.claude/projects/ に平文で保存され、既定30日(cleanupPeriodDays)を過ぎると起動時の掃除で通知なく消えます。掃除は1セッション1回で、24時間以内に実行済みなら10分以上遅れます。
  • v2.1.302 で検証すると、40日前の会話の記録と file-history は起動1回で消え、自動メモリと入力履歴 history.jsonl は残りました。Claude Desktop で始めた記録も30日を超えて残っていました。
  • 残すには cleanupPeriodDays を 3650 などに上げるか、SessionEnd フックで記録を案件フォルダへ退避します。SessionEnd フックの退避は手元で動作し、1往復の会話でも約309KBの記録が保存されました。
  • 残す記録と残さない記録を分け、共有端末では CLAUDE_CODE_SKIP_PROMPT_HISTORY や短い保持期間を使います。組織は managed settings で期間を統一し、retention_sweep イベントで確認します。
  • 消すときは claude purge に作業フォルダを渡し、--dry-run で対象を確認します。purge は PC 内の記録だけで、サーバー側の保持期間(個人は30日または5年、商用は30日)には影響しません。
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よくある質問

Claude Codeの履歴はどこに保存されていますか?

会話の記録は、ホームフォルダの ~/.claude/projects/ の下に、作業フォルダのパスを「-」区切りにした名前のフォルダを作り、その中にセッションIDを名前にしたJSONLファイルとして保存されます。入力したプロンプトだけの履歴は ~/.claude/history.jsonl に、Claudeが自分用に書く自動メモリは各プロジェクトフォルダの memory/ に入ります。いずれも暗号化されていない平文のファイルです。

Claude Codeの履歴が消えたのはなぜですか?復元できますか?

ターミナルで始めた記録なら、もっとも多い原因は、設定 cleanupPeriodDays の既定値30日を過ぎた記録を、Claude Codeが起動時にバックグラウンドで削除したことです。削除時に通知はなく、/resume の一覧からも消えます。Claude DesktopやCoworkで始めた記録はv2.1.248(2026年8月27日)以降は既定で削除されませんが、それより前のバージョンでは同じく30日で削除されていました。削除されたファイルを戻す機能はなく、Time Machineなどのバックアップに無ければ復元できません。

Claude Codeの履歴を確認・再開するコマンドは?

同じフォルダで最後に使った会話に戻るには claude --continue、一覧から選ぶには claude --resume(会話中なら /resume)を使います。一覧では検索やプレビューができ、名前を付けた会話は claude --resume 名前 で直接開けます。claude -p で作った記録は一覧に出ませんが、セッションIDを指定すれば再開できます。会話の中身を人が読める形で保存するには /export を使います。

共有PCや顧問先データを扱う場合、Claude Codeの履歴を残さない設定はありますか?

あります。環境変数 CLAUDE_CODE_SKIP_PROMPT_HISTORY を設定すると、会話の記録とプロンプト履歴を書き込まなくなります。claude -p の1回限りの実行なら --no-session-persistence でも同じです。また cleanupPeriodDays を1などに短くすると、翌日以降の起動で記録が消えます。ただし記録を書かないと --continue や /resume での再開もできなくなるため、残す記録と残さない記録を業務ごとに分けるのが現実的です。

Claude Codeの履歴はAnthropicのサーバーにも残りますか?

公式ドキュメント(2026年10月時点)によると、Pro・Maxなど個人向けプランはモデル改善へのデータ利用を許可すると5年、許可しないと30日、Team・Enterprise・APIなど商用利用は標準で30日の保持です。PC内の記録の削除とは別の仕組みで、PCで消してもサーバー側の保持期間は変わりません。クラウドで実行したセッションの記録はAnthropic側に保存され、claude.aiから削除できます。

組織で全員の保持期間をそろえるには?

管理者が managed settings に cleanupPeriodDays を書くと、各端末の設定より優先され、Claude Desktopで始めた記録も同じ期間で削除されます。OpenTelemetryを設定していれば、起動ごとに送られる retention_sweep イベントの period_days と used_default で、各端末が指定どおりの期間で動いているかを確認できます。このイベントはv2.1.227以降で送られます。

参考資料・出典

  1. 公式ドキュメントExplore the .claude directory — Application data / Cleaned up automatically
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-17

    削除対象のパス一覧、自動メモリ・Desktop/Coworkの例外、--bareで掃除が走らないこと、claude purge の仕様

  2. 公式ドキュメントSettings reference — cleanupPeriodDays / desktopSessionCleanupPeriodDays
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-17

    既定30日・最小1・0は検証エラー、3650の例、Desktop用の設定はv2.1.248以降

  3. 公式ドキュメントManage sessions — Export and locate session data
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-17

    --continue / --resume / /export、transcript_path、CLAUDE_CONFIG_DIR、JSONL形式が内部仕様であること

  4. 公式ドキュメントData usage — Data retention
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-17

    サーバー側の保持期間(個人30日または5年、商用30日)とローカルの平文保存

  5. 公式ドキュメントMonitoring — Retention sweep event / Check the retention sweep
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-17

    掃除は1セッション1回、24時間以内に実行済みなら10分以上遅延、組織での確認手順

  6. スレッド[BUG] Claude Code silently deletes session transcripts after 30 days with no consent, warning, or UI (#99817)
    tomgoguen(GitHub ユーザー) / GitHub anthropics/claude-code / 2026-10-05

    デスクトップアプリの97セッションのうち76本の記録が消えていた監査結果と、2026年5月からの先行issue

  7. 公式ブログ・記事Claude Code deletes your old session logs after 30 days
    Bryce Watson / brycewatson.com / 2026-06-25

    3650日の推奨と「設定は未来を守る」の指摘(2026-09-30改訂版)

  8. 公式ドキュメントUse Claude Cowork on web, desktop, and mobile
    Anthropic / Claude Help Center / 2026-10-06

    2026年10月6日以降、Pro/MaxのCoworkの新規タスクはクラウド実行になり、ローカル完結はClaude Codeを案内

  9. GitHubClaude Code v2.1.302 release notes
    Anthropic / GitHub anthropics/claude-code / 2026-10-16

    本記事の検証に使ったバージョン

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