Claude Codeのサブエージェント使用量はどれだけ減った?Haiku要約への変更を前後で実測
Claude Codeのサブエージェントの使用量を押し上げていた30秒ごとの要約が、2026年11月4日にHaiku 5.5方式へ変わりました。10月と同じ条件で実測し、減り方と、テレメトリーOFFでは改善されない点をまとめました。

この記事の結論
- Anthropicは2026年11月4日、背景のサブエージェントの約30秒ごとの状況表示を、Haiku 5.5が短いメモから書く方式に変え、1回あたり約99%安くなったと発表しました。
- 当研究所がv2.1.318で10月と同じ条件を測ると、約14万トークンの文脈では要約1回の費用が約97%減り、会話全体に占める割合は17.5%から0.5%になりました。
- 短い会話では要約1回の費用の減りは約4割で、会話全体に占める割合は16%から8〜9%でした。公式の「約99%」は、サブエージェントの会話が大きいほど近づきます。
- DISABLE_TELEMETRYなどでテレメトリーをオフにしたv2.1.318は従来方式のままで、長い文脈では要約が会話全体の費用の20.6%を占めました。
- 新方式の対象はv2.1.316以降のCLIで、Pro・Max・Ultraの大半とTeam・Enterpriseの全員です。デスクトップアプリはもともとこの状況表示を作りません。
Claude Code(クロードコード)でサブエージェントを背景で動かすと、パネルの状況表示のために約30秒ごとにそのエージェントの会話全体がモデルへ送られ、使用量を押し上げていました。Anthropicは2026年11月4日、この仕組みをHaiku 5.5が短いメモから書く方式に変え、1回あたり約99%安くなったと発表しました。
当研究所は10月30日にこの要約送信(agent_summary)を実測した記事を公開しています。今回は同じ計測の仕組み・同じ指示で、修正後のClaude Code v2.1.318を測り直しました。約14万トークンの文脈を持つサブエージェントでは要約が会話全体の費用の17.5%から0.5%に下がった一方、テレメトリーをオフにしたセッションでは改善が届かず、従来方式のままでした。どの環境で効くのか、自分の環境の確かめ方までまとめます。
目次
2026年11月4日に何が変わった?サブエージェントの状況表示の仕組み
変わったのは、背景で動くサブエージェントの「いま何をしているか」を示す短い表示の作り方です。以前は約30秒ごとにそのエージェントの会話全体をモデルに読み直させていましたが、11月4日からはHaiku 5.5が短いメモだけを読んで表示を書きます。サブエージェント自身の作業に使うモデルは変わりません。
サブエージェントは、Claude Codeが調べ物や下準備を別の作業者に任せる仕組みです。何も設定しないと背景で起動し、本体の会話と並行して進みます(公式ドキュメント)。背景で動いている間、画面のパネルには「ステップ3を実行中」のような3〜5語程度の表示が出ており、これを作るための送信が agent_summary です。
この送信は10月29日にHacker Newsで大きな話題になり、AnthropicのClaude Code担当Edwin Arbus氏が「短いメモを小さいモデルに送るモードを開発中」とコメントしていました。その約1週間後に出たのが今回の発表です。
「実行中のサブエージェントは30秒ごとに状況表示を更新しており、以前は更新のたびに会話全体を読み直していました。現在はHaiku 5.5が短いメモから書くので、更新1回あたりの費用は約99%下がります。」
"A running subagent updates its status line every 30 seconds, and each update used to re-read its whole conversation. Now Haiku 5.5 writes it from short notes instead, so each update costs about 99% less."
ClaudeDevs(Anthropic公式)— X(2026年11月4日)
続きの投稿では、背景のサブエージェントを使うセッションで使用量が約5%減り、同じ上限で約6%多く指示を送れるようになったこと、対象はv2.1.316以降で、Pro・Max・Ultraの大半とTeam・Enterpriseの全員であることが示されています。AnthropicのLydia Hallie氏は「CLIだけの変更で、デスクトップアプリはもともとこの状況表示を作らない」と補足しています。
変更の要点(2026年11月5日時点)
- 対象:背景で動くサブエージェントの状況表示(約30秒ごと)。間隔は変わらない
- 以前:会話全体を読み直して表示を作る(サブエージェントと同じモデルで)
- 以後:Haiku 5.5が短いメモから表示を作る。サブエージェント本体のモデルはそのまま
- 対象者:v2.1.316以降のCLI。Pro・Max・Ultraの大半、Team・Enterpriseの全員
- リリースノートには載っておらず、サーバー側で順次有効にする形
サブエージェントの使用量はどれだけ減った?10月と同じ条件で実測
10月30日と同じ4つの条件で測ると、要約1回の費用は、大きな文脈を持つサブエージェントで約97%、短い会話で約4割下がりました。要約が会話全体の費用に占める割合は、どの条件でも下がり、大きな文脈やOpusのサブエージェントでは1%未満になりました。
測り方は10月30日の記事と同じです。当研究所のMac(Maxプラン)で、対話型のClaude Codeを起動し、背景のサブエージェント1体に「20秒待つ」と「ステップ番号を表示する」を交互に8回くり返させました(約3分)。Claude Codeが出すOpenTelemetry(利用状況の計測データ)を手元の受信プログラムに送り、送信の種類ごとに回数と推定費用を集計しています。費用はClaude Code自身が出す定価換算の推定で、定額プランの請求額ではありません。長い文脈の条件では、架空の業務日報4ファイル(各約7.4万バイト)を先に読ませています。
| 条件 | 要約1回の費用(10/30 → 11/5) | 要約1回に送った量 | 要約が会話全体に占める割合(10/30 → 11/5) |
|---|---|---|---|
| 既定(Haiku・短い会話)1回目 | 0.00036ドル → 0.00022ドル | 約2.7万トークン → 約1,100トークン | 16.0% → 9.0% |
| 既定 2回目 | 0.00036ドル → 0.00020ドル | 約2.7万トークン → 約1,100トークン | 16.4% → 8.1% |
| 業務日報4ファイルを読ませる(約14万トークンの文脈) | 0.00734ドル → 0.00024ドル | 約14.2万トークン → 約1,400トークン | 17.5% → 0.5% |
| サブエージェントをOpus 5.5に(本体はHaiku) | 0.00717ドル → 0.00019ドル | 約2.7万トークン → 約1,000トークン | 14.1% → 0.4% |
※ 10/30はClaude Code v2.1.312、11/5はv2.1.318。macOS・Maxプラン。要約は各条件とも約30秒間隔で5〜6回。費用はOpenTelemetryの cost_usd(定価換算の推定)。業務日報は11/5に同じ大きさで作り直した架空データです。
デバッグログにも違いがはっきり出ました。10月は「Forking for summary, 21 messages」のように会話のメッセージ数が記録されていましたが、今回は「Asking claude-haiku-5-5 for summary from 739 characters of notes」と、700〜2,000字程度のメモをHaiku 5.5に渡す形に変わっています。Opusのサブエージェントでも、要約はHaiku 5.5が書くようになりました(10月はOpusが会話全体を読んでいました)。サブエージェント本体の作業は引き続きOpusで動いていたので、「本体のモデルはそのまま」という発表どおりです。
目に見える変化もあります。10月は日本語で依頼しても表示が「Printing step 2 marker」のような英語でしたが、今回は「ステップ1完了、20秒待機中」「step 3 完了後の20秒待機中」と、ほぼ日本語になりました(12回中1回だけ英語)。その分、要約1回の出力は約160〜220トークンと、10月(13〜110トークン)より長くなっています。
「約99%減」になる条件は?文脈が大きいほど効く理由
公式の「約99%減」に近づくのは、サブエージェントの会話が大きいときです。以前の要約は会話の大きさに比例して高くなっていましたが、新方式はメモの大きさ(今回は1回約1,000〜1,400トークン)でほぼ決まるため、もともとの会話が大きいほど削減幅が広がります。
10月の方式では、要約1回で送る量が会話全体でした。短い会話なら約2.7万トークン、業務日報を読ませたサブエージェントなら約14万トークンです。多くはキャッシュ(読み直しを安くする仕組み)から読まれるとはいえ、量に比例して費用がかかります。新方式は会話の大きさにかかわらず約1,000〜1,400トークンのメモを送るだけなので、14万トークンの条件では約97%減、もともと小さかった短い会話では約4割減にとどまりました。
時間で見ると差はさらに大きくなります。10月の記事では、約14万トークンの文脈を持つエージェントが1時間動き続けると要約だけで約0.88ドル(1ドル=157円で約138円)という目安を出しました。今回の1回0.00024ドルで同じ計算をすると、1時間約0.03ドル(約5円)です。資料を大量に読み込ませたサブエージェントを長時間背景で回す使い方ほど、今回の変更の恩恵を受けます。
読み方の注意
- 今回の数字は「状況表示の要約」の費用です。サブエージェント自身の作業費は変わらず、長い文脈の条件では会話全体の97%をサブエージェントの作業が占めました
- 次の入力候補(prompt_suggestion)やセッション名の生成など、ほかの背景の送信は変わっていません(短い会話で計約9%)
- Anthropicの「セッション全体で約5%減」は利用者全体の平均で、当研究所の1体・約3分の実験とは条件が違います
使用量の上限そのものの仕組みや、なぜすぐ減るように感じるのかはClaude Codeの上限はなぜすぐ減る?の記事で詳しく扱っています。
テレメトリーをオフにすると改善されないのはなぜ?
当研究所の実測では、DISABLE_TELEMETRY=1 または CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1 を設定したClaude Code v2.1.318は従来方式のままで、要約は会話全体を送っていました。公式ドキュメントによると、これらの設定ではAnthropicから機能フラグを取得しなくなるため、新方式が有効にならないと考えられます。
情報管理の方針で、社内のClaude Codeにテレメトリー(利用状況の送信)や必須でない通信をオフにする設定を入れている会社は少なくありません。そこで、同じ課題をこれらの設定で測りました。
| 条件(v2.1.318) | 要約の方式 | 要約1回の費用 | 要約が会話全体に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 設定なし(前の節の既定) | 新方式(Haiku 5.5・メモ) | 0.00020〜0.00022ドル | 8.1〜9.0% |
| DISABLE_TELEMETRY=1 | 従来方式(会話全体) | 0.00035ドル | 11.0% |
| CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1 | 従来方式(会話全体) | 0.00020ドル | 13.8% |
| 業務日報4ファイル+DISABLE_TELEMETRY=1 | 従来方式(会話全体・1回約14.5万トークン) | 0.0075ドル | 20.6% |
※ 方式はデバッグログの [AgentSummary] 行で判定。どの条件もOpenTelemetryは手元の受信プログラムに送っています(Anthropicへの送信とは別の設定)。必須でない通信をオフにした条件では次の入力候補の送信も止まるため、会話全体の費用が小さくなり、要約の割合が高めに出ています。
テレメトリーをオフにした条件では、要約1回の費用が10月(短い会話0.00036ドル、長い文脈0.00734ドル)とほぼ同じで、表示も「Printing step 2 marker」のような英語に戻りました。長い文脈では要約が会話全体の20.6%を占め、10月の17.5%と同じ水準です。
理由について、公式ドキュメントは「Claude Codeは一部の機能をAnthropicから取得する機能フラグで有効にする」と説明し、DISABLE_TELEMETRY・DO_NOT_TRACK・CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC・DISABLE_GROWTHBOOK を設定したセッションや、Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft FoundryなどのサードパーティやClaude apps gateway経由のセッションでは取得しないとしています。今回の新方式がその一覧に名指しされているわけではありませんが、発表の「大半のユーザーに提供」という段階的な提供のしかたや、v2.1.318のリリースノートがBedrock・Vertex・Foundryとテレメトリーオフの進捗要約を別扱いにしていることとも合います。当研究所の見立てでは、機能フラグで有効にする機能の一つです。なお、DISABLE_TELEMETRY は「0」や「false」を入れてもオフ扱いで、元に戻すには変数そのものを消す必要があります(同ドキュメント)。
テレメトリーをオフにしている組織の選択肢
- オフの方針を変えない:情報管理の方針を優先し、背景のサブエージェントを長時間・大きな文脈で動かさない運用で補う。DISABLE_TELEMETRY のイベントにはコードやファイルパス、Bashコマンドは含まれないと公式は説明していますが、判断は社内の規程に従ってください
- サブエージェントを待たせる:10月の実測では CLAUDE_CODE_FORK_SUBAGENT=0(背景で起動しても要約が送られない)や CLAUDE_CODE_DISABLE_BACKGROUND_TASKS=1(前面で実行)で要約は0回でした。並行作業ができなくなるなどの影響があります
- モデルを選ぶ:従来方式では要約もサブエージェントと同じモデルで送られるため、Opusのサブエージェントを長く背景で回すと要約も高くつきます
Bedrock・Vertex・Foundry経由の環境は、当研究所では検証していません。v2.1.318のリリースノートには「これらの環境やテレメトリーオフでは、プロンプトのキャッシュが冷えているときに要約がサブエージェントの応答を最大5分待つことがある」という変更が載っており、少なくとも別の扱いになっていることは読み取れます。
自分のClaude Codeが新方式か確かめる方法
いちばん手軽なのは、デバッグログで要約の行を見る方法です。Claude Codeを --debug-file 付きで起動し、サブエージェントを背景で1分以上動かしてから、ログの [AgentSummary] の行に「Asking claude-haiku-5-5」とあれば新方式、「Forking for summary」とあれば従来方式です。
バージョンを確かめる
ターミナルで claude --version を実行し、2.1.316以降であることを確認します。古ければ claude update で更新します。
デバッグログを書き出して起動する
claude --debug-file ~/claude-debug.log のように、ログの保存先を指定して起動します(CLIリファレンス)。
サブエージェントを背景で1分以上動かす
「サブエージェントを1つ背景で起動して、20秒待ってから作業を3回くり返させて」のように頼みます。パネルに状況表示が出ていれば要約が作られています。
ログの行を確認して、ログを消す
grep AgentSummary ~/claude-debug.log で行を絞り込みます。確認が済んだら、会話の内容を含むログファイルは削除してください。
# 新方式(Haiku 5.5が短いメモから書く)
[AgentSummary] Asking claude-haiku-5-5 for summary from 739 characters of notes
[AgentSummary] Summary result for a59a…: ステップ1完了、20秒待機中
# 従来方式(会話全体を送る。テレメトリーオフのとき)
[AgentSummary] Forking for summary, 21 messages
[AgentSummary] Summary result for ad5e…: Printing step 2 marker
費用まで見たい場合は、10月30日の記事の「自分の環境で確かめるには?」で紹介したOpenTelemetryの集計が使えます。api_request の query_source が agent_summary の行を数え、model が claude-haiku-5-5 になっていれば新方式です。今回の計測に使ったスクリプト一式は、10月の記事と同じ形で当研究所の手元に保存しています。
要約だけを止める公式の設定は、2026年11月5日時点でもありません。止める方法を求めるGitHubのissue #105981と#86879は開いたままです。とはいえ新方式が有効な環境では、要約は会話全体の1%未満〜9%程度まで下がったので、多くの利用者は止めることを考えなくてよくなりました。Claude Codeそのものの基本はClaude Codeとは?の入門ガイドをご覧ください。
まとめ
この記事のまとめ
- 2026年11月4日、背景のサブエージェントの約30秒ごとの状況表示が、会話全体の再読からHaiku 5.5が短いメモで書く方式に変わった。対象はv2.1.316以降のCLIで、Pro・Max・Ultraの大半とTeam・Enterpriseの全員
- 10月と同じ条件で測ると、要約1回の費用は約14万トークンの文脈で約97%減、短い会話で約4割減。要約が会話全体に占める割合は17.5%→0.5%、16%→8〜9%
- 「約99%減」は会話が大きいほど近づく。新方式はメモの大きさ(約1,000〜1,400トークン)でほぼ決まるため
- DISABLE_TELEMETRY や CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC を設定したセッションは従来方式のままで、長い文脈では要約が20.6%を占めた。機能フラグを取得しない環境では新方式が届かないとみられる
- 自分の環境は --debug-file のログで「Asking claude-haiku-5-5」か「Forking for summary」かを見れば分かる。要約だけを止める公式設定は11月5日時点でもない
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よくある質問
Claude Codeのサブエージェントの使用量は、2026年11月の変更でどのくらい減りましたか?
Anthropicの発表では、背景で動くサブエージェントのセッションで使用量が約5%減り、同じ上限で約6%多く指示を送れるようになりました。当研究所の実測(v2.1.318)では、状況表示のための要約が会話全体の費用に占める割合が、短い会話で16%から8〜9%、約14万トークンの文脈を持つサブエージェントで17.5%から0.5%に下がりました。減り方はサブエージェントの会話の大きさで変わります。
自分のClaude Codeで新しい要約方式が使われているか確かめる方法はありますか?
claude --debug-file でデバッグログをファイルに書き出し、サブエージェントを背景で1分以上動かしてから、ログの [AgentSummary] の行を見ます。「Asking claude-haiku-5-5 for summary from ○○ characters of notes」と出れば新方式、「Forking for summary, ○○ messages」と出れば会話全体を送る従来方式です。ログには会話の内容が含まれるので、確認後は削除してください。
テレメトリーをオフにしているとサブエージェントの使用量は減らないのですか?
当研究所の実測(Claude Code v2.1.318・Maxプラン)では、DISABLE_TELEMETRY=1 または CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC=1 を設定したセッションは従来方式のままで、要約1回の費用も10月と同じでした。公式ドキュメントは、これらの設定でAnthropicからの機能フラグ取得が止まると説明しています。情報管理の方針でオフにしている場合は、方針を優先したうえで、背景のサブエージェントを長く動かさない運用で補うのが現実的です。
Claude DesktopやBedrock・Vertex経由のClaude Codeでも変わりますか?
AnthropicのLydia Hallie氏によると、今回の変更はCLIだけで、デスクトップアプリはもともとこの状況表示を作らないため変更の対象外です。Bedrock・Vertex・Foundry経由については、v2.1.318のリリースノートが進捗要約を別扱いにしており、公式ドキュメント上も機能フラグを取得しない環境に当たります。当研究所はこれらの環境では検証していません。
修正後もサブエージェントの状況表示を止める設定はありますか?
2026年11月5日時点で、状況表示の要約だけを止める公式の設定はなく、要望のGitHub issue(#86879・#105981)も開いたままです。10月30日の当研究所の実測では、CLAUDE_CODE_FORK_SUBAGENT=0 か CLAUDE_CODE_DISABLE_BACKGROUND_TASKS=1 を設定すると要約は送られませんでした。ただし前者は背景実行の挙動、後者は背景で並行して進める作業そのものに影響します。
参考資料・出典
- スレッドBackground subagents in Claude Code now use less of your usage limit.
約30秒ごとの状況表示、以前は会話全体を再読、Haiku 5.5が短いメモから書く方式で1回あたり約99%減(2026年11月5日時点で表示約100万回)
- スレッドThe subagent itself keeps its own model. Sessions with background subagents used about 5% less of the limit…
サブエージェント本体のモデルは変わらないこと、セッションの使用量約5%減・約6%多く送れること、対象プランとv2.1.316以降
- スレッドThis is CLI only - the desktop app doesn't write this subagent status line
変更はCLIだけで、デスクトップアプリはこの状況表示を作らないこと
- GitHubClaude Code v2.1.318 release notes
Bedrock・Vertex・Foundry、テレメトリーOFFのときの進捗要約の扱い、使用クレジット通知が約30秒ごとに再表示される不具合の修正
- 公式ドキュメントEnvironment variables(Features that need feature-flag fetching)
DISABLE_TELEMETRY・CLAUDE_CODE_DISABLE_NONESSENTIAL_TRAFFIC などで機能フラグの取得が止まること、サードパーティ経由でも取得しないこと、各変数の定義(確認日)
- 公式ドキュメントCreate custom subagents
サブエージェントが既定で背景で起動すること、前面・背景の切り替え(確認日)
- スレッドEdwin Arbus 氏のコメント(Claude Code regularly sends each background agent's transcript to its model)
短いメモを小さいモデルに送るモードを開発中と予告していたこと
- スレッドagent_summary re-sends each background agent's full transcript every ~30 s, with no way to turn it off #105981
要約を止める公式の設定を求めるissueが2026年11月5日時点で開いたままであること
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