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Claude Code 定期実行の始め方|4つの方法の違いと、毎朝の要約を壊さない公式6ルール

Claude Code 定期実行の4つの方法(/loop・デスクトップ・ルーティン・Managed Agents)の違いと、Anthropic公式の6ルールを解説。毎朝の要約を税理士事務所の架空データで32回実測し、費用も比べました。

Claude Code 定期実行の始め方|4つの方法の違いと、毎朝の要約を壊さない公式6ルール

この記事の結論

  • Claude Codeの定期実行には、/loop・デスクトップの定期タスク・クラウドのルーティン・Managed Agentsの4つがあり、PCの電源が要るか、手元のファイルを読めるかで選びます。
  • どの方法でも実行時刻はずれます。/loopは最大30分遅れ、デスクトップはスリープ明けに1回だけまとめて動くため、「直近24時間」のような固定の期間で読む指示は隙間と重複を生みます。
  • Anthropicの公式ガイドは、前回の続きから読む・読めない情報源を黙らない・送る直前に状態を確かめる・希望は毎回読み直す、など6つのルールを示しています(2026年10月8日)。
  • 税理士事務所の架空データで4日分の朝の要約を試すと、素朴な指示は対応済みの案件を11〜12行載せ、6ルールではSonnet 5.5・Haiku 5.5とも0行でした。
  • 6ルールの要約1回の費用は、Sonnet 5.5で約16.8円、Haiku 5.5で約1.3円でした。平日毎朝なら月約370円と約28円です(claude -pの推定値、1ドル150円)。

「毎朝、所長が見るべき案件だけをAIにまとめさせたい」。Claude Codeには定期実行の方法が4つあり、Anthropicは2026年10月8日に、定期実行のAIで起きがちな失敗を防ぐ6つのルールを公開しました。税理士事務所の架空データで4日分の朝の要約を試すと、素朴な指示では対応済みの案件が「要対応」として11〜12行残り、6つのルールに沿うと0行になりました。費用は安いモデルのHaiku 5.5で1回約1.3円です。4つの方法の選び方と、ルールの中身を実測つきで解説します。

目次

  1. Claude Codeで定期実行する方法は?4つの違い
  2. 定期実行のAIは、なぜ同じ報告を繰り返し、取りこぼすのか?
  3. Anthropic公式の6つのルールとは?
  4. 【実測】6つのルールで朝の要約はどう変わる?Haiku 5.5でも守れるか
  5. 士業・バックオフィスはどの方法から始めればいい?
  6. 定期実行の費用・権限・注意点は?
  7. まとめ
  8. よくある質問
  9. 参考資料・出典

Claude Codeで定期実行する方法は?4つの違い

Claude Codeで定期実行する方法は、開いているセッションの中で繰り返す /loop、デスクトップアプリの定期タスク、Anthropicのクラウドで動くルーティン、APIから使うManaged Agentsの4つです。選ぶ基準は、PCの電源を切っても動かしたいか、手元のファイルを読ませたいかの2点です。

方法動く場所PCの電源手元のファイル最短間隔作り方
/loop自分のPC(開いているセッション)必要読める1分/loop 5m 指示文
デスクトップの定期タスク自分のPC(アプリ)必要(起動中・スリープしていない)読める1分Codeタブ →「Routines」→「Local」
ルーティンAnthropicのクラウド不要読めない(毎回リポジトリを取り直す)1時間/schedule、または claude.ai/code/routines
Managed Agents の定期実行Anthropicのクラウド(API)不要読めないcron(分単位)deployment.md を ant apply

※Claude Code DocsとClaude Platform Docsをもとに当研究所が整理(2026年10月12日確認)。Claude Codeのドキュメントが挙げるのは上の3つで、Managed AgentsはClaude APIの機能です(設定ファイルはClaude Codeの /claude-api managed-agents-onboard で作れます)。ルーティンはリサーチプレビュー、Managed Agentsの定期実行はベータです。

ルーティンはPro・Max・Team・Enterpriseの各プランで使え、定額プランの使用量から差し引かれます。Managed AgentsはAPIの従量課金で、トークン代に加えて実行中の時間1時間あたり0.08ドルがかかります(料金ページ)。Anthropicの公式動画でも、ルーティンを毎日の見張り役として使う例が紹介されています。

「毎日動いて性能の劣化がないか確認するルーティンを、Claudeに設定してもらいます。劣化が見つかれば、Claudeが調査のスレッドを開き、次に確認したときにはプロジェクトの中で待っています」

"we'll ask Claude to set up a routine that runs every day and checks for any performance regressions. If Claude finds one, it will open a thread to investigate, and it will be waiting for you in the project when you next check in."

Anthropic公式チャンネル — 「Getting started with Claude Code Projects」3:02

定期実行のAIは、なぜ同じ報告を繰り返し、取りこぼすのか?

主な原因は、実行時刻がずれるのに「直近24時間をまとめて」のような固定の期間で読ませていることです。実行が遅れると前回との間に隙間ができて取りこぼし、早まると同じ項目を2回拾います。Claude Codeの定期実行は、4つの方法のどれでも予定どおりの時刻には動きません。

Anthropicの公式ガイド「Building effective agent automations」は、この問題を最初に取り上げています。

「遅れた実行は隙間を残し、早まった実行は同じ項目を繰り返します」

"A late run leaves a gap and an early run repeats items."

Lance Martin、CJ Avilla(Anthropic)— Building effective agent automations(2026年10月8日)

公式ドキュメントに書かれている「ずれ方」を並べると、次のとおりです。

方法実行時刻のずれ方
/loop毎時・毎日の繰り返しは0〜30分遅れて動く。ターミナルを閉じると止まり、繰り返しは7日で消える
デスクトップの定期タスク数分の決まった遅れ。スリープ中の回は飛ばし、復帰時に直近の1回だけを実行する(9時のタスクが夜11時に動くこともある)
ルーティン9:00ちょうどの指定は数分遅れることがあり、9:07のような時刻が推奨されている
Managed Agents間隔の最大15%(5秒〜9分)ずらして実行。一時停止から再開しても、止めていた間の回は実行しない

※各公式ドキュメントより(2026年10月12日確認)。

当研究所の見解では、デスクトップの「復帰時に1回だけ」の動きが士業の現場で最も効きます。金曜の夜から月曜の朝までPCがスリープしていれば、月曜の朝に動く1回が週末の分をすべて拾う必要があります。「直近24時間」と書いた指示では、土日の連絡が抜け落ちます。

Anthropic公式の6つのルールとは?

6つのルールは、定期実行のAIが「黙って抜ける」「同じことを何度も言う」「古い情報で急かす」を防ぐための作り方の決まりです。Anthropicは、SlackとGitHubを読んで毎朝の要約をSlackに投稿する参照実装(daily-brief)とあわせて公開しています。公式の告知は、10月10日時点で表示26.5万回、ブックマーク3,600件でした。

1

期間ではなく「前回どこまで読んだか」から読む

情報源ごとに、最後に読んだ項目の時刻を記録しておき(ブックマーク)、次回はその続きから読みます。実行が遅れても早まっても、隙間や重複が生まれません。

2

読めなかった情報源を黙らない

接続が切れたり認証が期限切れになったりしても、AIは「新しい動きなし」と書きがちです。読めなかった情報源のブックマークは進めず、要約の最後に「〇〇は今回読めませんでした」と1行書きます。

3

送る直前に、もう一度状態を確かめる

読んでから送るまでの間にも状況は動きます。載せる項目は送る直前に最新の状態を確かめ、すでに片付いていれば落とします。公式の手順書は、古い「まだ返事待ちです」1件は、抜けた10件より信頼を損なうと書いています。

4

送れたことを確かめてから記録する

送信が成功したと確認できてから、報告済みの台帳とブックマークを更新します。送れていないのに記録すると項目が永久に抜け、送れたか分からずに送り直すと同じ要約が2通届きます。

5

希望(読むもの・載せないもの)は毎回ファイルから読み直す

希望をプロンプトに書き写すと、変更しても古い希望のまま動き続けます。毎回ファイルを読み、読めなければ止まって知らせます。

6

必要な権限だけを渡す

読むだけの情報源は読み取り専用の権限にし、接続先も必要なところだけに絞ります。投稿に使う権限は、投稿が必要な場所にだけ与えます。

公式ガイドはこのほか、費用の上限を普段の1回の3〜5倍から始めるよう勧めています。上限に達した回は失敗ではなく一時停止になるため、低すぎると「静かに止まった要約」に見えます。また、日付をサーバーの時刻帯で数えて今朝を「昨日」と呼んでしまう不具合にも触れ、時刻帯を明示するよう勧めています。日本の事務所なら「日付はすべて日本時間で数える」と書いておきます。

Claude Codeの定期実行で、前回どこまで読んだかをしおりで記録し、報告済みの案件を台帳に付けながら毎朝の要約を作るイメージ
前回の続きから読み(しおり)、報告済みの案件は台帳で管理する。送る直前に状態を確かめ直す

【実測】6つのルールで朝の要約はどう変わる?Haiku 5.5でも守れるか

架空の税理士事務所で4日分の朝の要約を作らせると、素朴な指示では対応済みの案件が11〜12行も「要対応」として残りました。6つのルールに沿った指示では、Sonnet 5.5でもHaiku 5.5でも取りこぼし・重複・古い行が0でした。費用はHaiku 5.5なら1回約1.3円です。

検証の設計

所長向けの朝の要約(8行以内)を、事務所チャットと案件管理システムの書き出しから毎朝書かせました。4日間に、次の5つの「落とし穴」を仕込んでいます。

仕込んだ落とし穴(データはすべて架空)

  • 2日目の実行が2時間10分遅れる(その間に税務調査の連絡など2件)
  • 2日目と3日目の「直近24時間」が重なる時間帯に、相談が2件
  • 3日目だけ案件管理システムが認証切れで読めない(その間に更新された案件が1件)
  • 2日目の送信2分前に、督促予定だった案件が片付く
  • 3日目の前に、所長が「この話題はもう載せないで」と希望ファイルに追記

実行はClaude Codeのヘッドレス実行(claude -p)で、送信はファイルへの書き出しで代えています。素朴な指示は「直近24時間の動きをまとめて」、6ルールの指示は前回の続きから読む・台帳・送信直前の確認・希望ファイルの読み込み・日本時間を指定したものです。Sonnet 5.5の20回は10月10日に行い、今回10月12日に同じデータとプロンプトでHaiku 5.5を12回追加しました。

条件取りこぼし(11件中)同じ項目の再掲対応済みを要対応として載せた行載せないでと頼んだ話題読めなかったことを明記1回の費用
素朴な指示・Sonnet 5.5010120○約8.0円
素朴な指示(取得を24時間で切る)・Sonnet 5.53221○約5.0円
素朴な指示・Haiku 5.5010112○約0.7円
6ルール・Sonnet 5.50000○約16.8円
6ルール・Haiku 5.50000○約1.3円

※各条件4日分×1〜2系列(6ルールは各2系列で同じ結果)。Claude Code v2.1.296、effort medium。費用はclaude -pが返す推定値の1回平均を1ドル150円で換算。Sonnet 5.5は2026年10月10日、Haiku 5.5は10月12日に実施。

素朴な指示は、「直近24時間」と書いても渡された72時間分をすべて毎朝載せ直したため、取りこぼしは起きませんでしたが、同じ項目を10件も繰り返しました。Haiku 5.5の4日目の要約は、2日前に対応が済んだ税務調査の連絡を、まだ【至急】として先頭に載せています。取得そのものを24時間で切ると重複は減りましたが、遅れた2日目の隙間に来た税務調査の連絡など3件を取りこぼしました。

6ルールのHaiku 5.5は、2時間10分遅れた2日目に隙間の2件を拾い、送信2分前に片付いた案件は落としました。3日目は「案件管理システムは今回読めませんでした」と書き、4日目には読めなかった間に更新された案件を拾っています。2系列とも、5つの指標と毎朝の行数(2・6・6・4行)は同じでした。

11〜12→0対応済みなのに残った「要対応」の行
約1.3円6ルールの要約1回(Haiku 5.5)
約28円/月平日毎朝22回の目安(Haiku 5.5)

ルールを守るぶん手順は増え、1回あたりの作業はSonnet 5.5で13〜23往復、Haiku 5.5で13〜21往復、時間は約33〜35秒でした。それでもHaiku 5.5なら1回約1.3円で、Sonnet 5.5の約13分の1です。この程度の手順が決まった作業は、安いモデルでも守れました。Haiku 5.5の特徴と注意点はClaude Haiku 5.5の解説にまとめています。

士業・バックオフィスはどの方法から始めればいい?

当研究所の見解では、まずデスクトップの定期タスクで、手元の書き出しファイルを読む要約から始めるのが安全です。顧問先のデータを外のサービスに接続せずに済み、権限もタスクごとに絞れます。PCを閉じても動かす必要が出てから、ルーティンやManaged Agentsに移ります。

デスクトップの定期タスクで朝の要約を始める手順

  1. Claude CodeデスクトップアプリのCodeタブで「Routines」→「New routine」→「Local」を選ぶ
  2. 作業フォルダに、チャットや案件管理の書き出しと、希望ファイル(読むもの・載せないもの)を置く
  3. 指示に6つのルールを書く(前回の続きから読む、読めない情報源は1行で知らせる、日付は日本時間、など)
  4. スケジュールを「Weekdays」(平日)にして時刻を選ぶ。数分の決まった遅れがあるので、ぎりぎりの時刻は避ける
  5. 作成後すぐ「Run now」で1回動かし、出てきた権限の確認に答える(以後の実行は同じ操作を自動で許可する)
指示に入れる6ルールの例(要点)
毎朝の所長向けブリーフを out/ に書く。
1. state/bookmarks.json の時刻より新しい項目だけ読む(期間で区切らない)
2. 読めない情報源があれば、その分のしおりは進めず、最後に1行で知らせる
3. 載せる項目は、書く直前に live/ の最新状態を確かめ、片付いていれば落とす
4. 書き終えたことを確かめてから、台帳としおりを更新する
5. prefs/preferences.md を毎回読む。読めなければ止まって知らせる
6. 日付はすべて日本時間で数える。台帳にある継続中の案件は「継続・N日目」として1行にまとめる

一方、PCが休みの日も止めたくない、複数の担当者に届けたいという場合は、クラウドのルーティンかManaged Agentsです。どちらも手元のファイルは読めないため、データの置き場所(リポジトリやコネクタ)を先に決める必要があります。

定期実行の費用・権限・注意点は?

定期実行のAIは誰も見ていない時間に動くため、費用より先に権限を決めます。クラウドのルーティンは承認なしで動き、接続済みのコネクタが既定ですべて含まれ、書き込みも承認なしで行われます。操作はすべて本人の名前で記録されます。

コネクタと権限を絞る

ルーティンの作成画面では、使わないコネクタを外します。Slackなどへの投稿も本人として行われます。GitHubの接続が切れると最大72時間は実行を飛ばし、その後ルーティン自体がオフになります(routines)。読み取りで足りる情報源は読み取り専用にし、送信先は1か所にします。権限設計の考え方は権限設定のガードレールで解説しています。

費用の上限を決める

ルーティンは定額プランの使用量を消費し、定期実行は1時間あたり100回までです。Managed Agentsは1回ごとに予算を設定できます。公式は普段の1回の3〜5倍から始めるよう勧めており、今回の6ルール・Sonnet 5.5(最大1回約0.14ドル)なら0.42〜0.70ドルが目安です。

デスクトップは「止まる」ことがある

手動承認のモードで、許可していないツールを使おうとすると、その回は承認待ちで止まります。作成直後に「Run now」で一度動かし、必要な操作を常に許可しておきます。スリープ中の回は飛ばされ、復帰時に1回だけ動きます。

データの扱い

Managed Agentsは会話履歴や作業環境の状態をサーバー側に保存し、現時点でゼロデータ保持(ZDR)の対象外です(Managed Agents overview)。顧問先の個人情報を扱う要約は、まず手元で動くデスクトップの定期タスクで、匿名化した書き出しから試します。

今回の検証の限界

検証は架空のデータで、Slackへの投稿やManaged Agents本体は動かしていません。各条件1〜2系列の結果で、統計的な比較ではありません。自社の業務で確かめるなら、採点テスト(eval)の作り方の考え方で、例と正解を用意して比べてください。

Claude Codeの定期実行で、送る直前に案件の最新状態を確かめ、片付いた案件を要約から外すイメージ
送る直前に最新の状態を確かめ、片付いた案件は外す。読めなかった情報源は黙らずに知らせる

Claude Codeそのものの始め方はClaude Code入門ガイドを、セキュリティの基本設定は必須セキュリティ設定をご覧ください。

まとめ

この記事のまとめ

  • Claude Codeの定期実行は、/loop・デスクトップの定期タスク・ルーティン・Managed Agentsの4つ。PCの電源と、手元のファイルを読むかで選びます。
  • どの方法でも実行時刻はずれます。固定の期間で読ませず、前回どこまで読んだかを記録して、その続きから読ませます。
  • Anthropic公式の6つのルールは、前回の続きから読む・読めない情報源を黙らない・送る直前に確かめる・送れてから記録する・希望を毎回読む・必要な権限だけ、です。
  • 税理士事務所の架空データで4日分の要約を試すと、素朴な指示は対応済みの案件を11〜12行残し、6つのルールではSonnet 5.5・Haiku 5.5とも0行でした。
  • 6ルールの要約1回はHaiku 5.5で約1.3円、Sonnet 5.5で約16.8円。平日毎朝で月約28円と約370円です。
  • 士業はまずデスクトップの定期タスクで、匿名化した手元の書き出しから。権限と費用の上限を先に決めます。
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よくある質問

Claude Codeで定期実行するにはどうすればいいですか?

PCを閉じても動かしたいなら、Claude Codeで /schedule と入力してクラウドのルーティンを作ります(Pro・Max・Team・Enterpriseで利用でき、最短1時間ごと)。手元のファイルを読ませたいなら、デスクトップアプリのCodeタブにある「Routines」から「Local」を選んで定期タスクを作ります。開いているセッションの中で数分ごとに確認したいだけなら /loop 5m のように指示します。

Claude Codeの/loopとルーティン(/schedule)は何が違いますか?

/loopは開いているセッションの中だけで動き、ターミナルを閉じると止まり、繰り返しのタスクは7日で自動的に消えます。ルーティンはAnthropicのクラウドで動くため、PCの電源が切れていても実行されますが、手元のファイルは読めず、毎回リポジトリを取り直します。最短間隔は/loopが1分、ルーティンが1時間です。

定期実行のAIが、同じ報告を繰り返したり取りこぼしたりするのはなぜですか?

多くの場合、「直近24時間をまとめて」のように固定の期間で読ませているためです。実行が遅れると前回との間に隙間ができ、早まると同じ項目を2回拾います。Claude Codeのどの定期実行も数分〜30分ほど遅れることがあり、デスクトップはスリープ中の分を復帰時に1回だけ実行します。前回どこまで読んだかを記録して、その続きから読ませるのが公式の対策です。

毎朝の要約を定期実行すると、費用はいくらかかりますか?

当研究所の実測では、6つのルールに沿った要約1回の費用はSonnet 5.5で約16.8円、Haiku 5.5で約1.3円でした(claude -pの推定値、1ドル150円換算、2026年10月)。平日毎朝22回なら月約370円と約28円です。ルーティンは定額プランの使用量から差し引かれ、Managed Agentsはトークン代に加えて実行時間1時間あたり0.08ドルがかかります。

定期実行のAIに顧問先のデータを扱わせても大丈夫ですか?

誰も見ていない時間に動くため、権限を絞ることが前提です。クラウドのルーティンは承認なしで動き、接続済みのコネクタが既定ですべて含まれ、操作は本人の名前で行われます。不要なコネクタは外し、読み取り専用の権限を使います。手元のファイルを扱うならデスクトップの定期タスクで、タスクごとの権限を最小にします。Managed Agentsは現時点でゼロデータ保持(ZDR)の対象外です。

参考資料・出典

  1. 公式ブログ・記事Building effective agent automations
    Lance Martin、CJ Avilla(Anthropic) / claude.dev(Anthropic) / 2026-10-08

    定期実行エージェントの6つのルール(ブックマーク・失敗の明示・送信直前の再確認・送信の確認・希望の毎回読み込み・最小権限)、予算は普段の3〜5倍、タイムゾーンの扱い

  2. GitHubclaude-quickstarts — managed-agents/daily-brief
    Anthropic / GitHub / 2026-10-12

    参照実装(朝のブリーフ)。agent.md の実行手順(確認日)

  3. スレッドHow to build automations with Claude Managed Agents
    Claude Devs(Anthropic公式・開発者向け) / X / 2026-10-09

    公式告知の反響(表示26.5万回・いいね3,300件・ブックマーク3,600件、2026年10月10日取得)

  4. 動画Getting started with Claude Code Projects
    Anthropic(Claude公式チャンネル) / Claude(YouTube) / 2026-10-09

    3:02 毎日動くルーティンで性能の劣化を確認し、見つけたら調査のスレッドを開いておく例

  5. 公式ドキュメントRun prompts on a schedule
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-12

    クラウド・デスクトップ・/loop の比較表、/loop の遅れ(最大30分)と7日での失効(確認日)

  6. 公式ドキュメントAutomate work with routines
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-12

    対象プラン、最短1時間、9:00ちょうどは数分遅れうる、承認なしで動く、コネクタの既定、使用量と回数の上限(確認日)

  7. 公式ドキュメントSchedule recurring tasks in Claude Code Desktop
    Anthropic / Claude Code Docs / 2026-10-12

    スリープ中は動かない、復帰時に直近1回だけ実行、タスクごとの権限(確認日)

  8. 公式ドキュメントScheduled deployments
    Anthropic / Claude Platform Docs / 2026-10-12

    Managed Agents の定期実行(ベータ)、実行時刻のずれ(最大9分)、1回ごとの予算、再開時の扱い(確認日)

  9. 公式ドキュメントClaude Managed Agents overview
    Anthropic / Claude Platform Docs / 2026-10-12

    ベータ、会話履歴・作業環境の状態をサーバー側に保存するためZDR・HIPAA BAAの対象外(確認日)

  10. 公式ドキュメントPricing — Claude Managed Agents pricing
    Anthropic / Claude Platform Docs / 2026-10-12

    トークン代+セッション実行時間1時間0.08ドル、Haiku 5.5 の単価(確認日)

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